院試に落ちた国立理系男子大学生だぬーん

大阪大学工学部学生/同大学院の院試に落ちる/落ちた日にブログスタート/彼の運命とは!

親との電話

「どうしたの?何の電話?」

 

今日母親に電話した。

昨日、LINEで院試に落ちたことを伝えたのに、あえて直接聞いてこない母親に申し訳なく感じた。

LINEで伝えたのは、電話する元気がなかったのと、昨日は母親が仕事だったからだ。

 

 

大学院って自分で決めて行くものなのに、親がお金を払う(大学も高校もだけど)

落ちて働いたら親の負担が減るはずなのに、親は残念がる。

 

やはり、大学院進学した方が安泰だし、なにより息子が落ちるという苦痛を味わうのが嫌なのだろうか。

 

 

母親の少し残念そうな声を聞くと

(迷惑かけてごめん)

と声に出せなかったが、僕も悲しくなった。

 

母親は僕が傷つかないようにするためか、全く取り乱した様子はなかった。

僕も張本人がくよくよしていたら母親に心配をかけると思い、少々余裕ぶった声で対応した。

 

生まれてからこのかた、両親には迷惑しかかけてこなかった。

小学校ではいじめっこだったし、中学校でも入学したての頃は問題児であった。

 

高校では県下トップの公立高校に進学したものの、勉強せずビリの方だった。

高2の途中からは部活を辞め、大学受験に向け頑張ったが浪人。

駿台予備校に100万払うことになった。

 

 

そして、念願の大阪大学入学。少しは親孝行できたかなと思ったが、全く勉強せず。

留年こそしなかったものの、単位をギリギリで取るような勉強をしていた。

 

 

親に授業料を払ってもらったものの、大学3年間は全く生産性の無いものだった。

 

 

 

そして、今回の大学院不合格。

 

 

親に心配こそかけるものの、今までサボってきた自分がようやく自分のケツを拭く番なのかなと今となっては思える。

 

 

もう親に頼りっぱなしは辞めよう。これからは親孝行できる息子になりたい。

 

 

改めてそう感じた。